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気密測定の日、現場で何が起きているか

現場のこと 2026.06.30

性能のページに「C値0.5以下・全棟実測」と書いています。今日はその測定日、現場で実際に何をしているかを書きます。

家を、風船にする

気密測定は、専用のファンで家の中の空気を強制的に排気して、家一軒を「しぼむ風船」にする試験です。隙間が多い家ほど空気が入り込んで、圧力が下がりません。数値は「家全体の隙間を集めたら名刺何枚分か」という単位で出ます。

測るのは、引き渡し前ではなく断熱工事の直後

完成後に測って悪い数字が出ても、壁を剥がすことになるので直せません。だから私たちは断熱・気密工事の直後、まだ壁が閉じる前に測ります。この段階なら、その場でコーキングガンを持って直せるからです。

0.5に届かなかった日

昨年、一度だけ初回測定で0.6が出た現場がありました。原因は配管まわりの処理漏れ。その場で棟梁と2時間つぶして再測定、0.4で合格でした。「ほぼ全棟クリア」と書いて「全棟クリア」と書かないのは、こういう日があるからです。是正してから引き渡す。それが実測の意味です。

数字は、暮らしの言葉に翻訳できる

C値0.5の家は、計画換気が設計どおりに働きます。つまり「花粉の季節に窓を開けなくても空気がきれい」「暖房を消して寝ても朝がつらくない」。数字はそのための道具です。相談会では実際の測定報告書をお見せします。

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