施工実例TENON WORKS — VOL.07
白い箱の家 — 「何もない」が、いちばんの贅沢
予算は厳しめ。でも妥協したくない
家電も、冷蔵庫も、コンセントさえも見えない。言葉を失うほど美しい「余白」に支配された家は、どうやってできたのか。
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BUILDER'S NOTES
SCENE 01
この家のテーマは「何もない」です。
シンプルという言葉でまとめると少し違って、正確には、生活に必要なものが全部、見えない場所に設計されている家です。
冷蔵庫も電子レンジも炊飯器も、扉の向こう。
リビングからは、暮らしの道具がひとつも見えません。

「使いにくくないですか?」
半年住んで、答えが出ました。
設計側としては、この「言い切ってくれる施主」が、この家を完成させたと思っています。
中途半端に両取りを狙うと、余白は生まれません。
SCENE 02


ランドリーには、あえてカウンターを作りませんでした。
畳むのは収納ボックスの上。
将来、収納を増やすのも減らすのも自由が効きます。
「作り付けないこと」も、設計のうちです。
物干しは線の細いワイヤータイプを選びました。
太いバーが一本あるだけで、余白は壊れるからです。

性能はUA値0.43、気密は実測C値0.2。
この家のオーナーさんは、家づくりの前にうちの性能勉強会に参加してくれていて、「性能は当たり前。
その上にデザイン」という前提から一緒に始められました。
だからここまで思い切れた、というのもあると思います。
笠岡・白い箱の家 — 98.5㎡・3LDK
※本文はYouTubeでの紹介動画の文字起こしをもとに再構成しています。この住まいは販売中です
※本文はYouTubeでの紹介動画の文字起こしをもとに再構成しています。この住まいは販売中です