施工実例TENON WORKS — VOL.05
空のリノベ — 新築マンションを、あえて壊す
マンションでも、あきらめたくない
買ったばかりの新築マンションを、800万円かけてフルリノベーション。ブラックガラスの壁、360°の石目、変えられない窓との戦い。
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BUILDER'S NOTES
新築のマンションを、住む前にフルリノベーションする。
「そのまま住めばいいのに」と思いますよね。
でも、場所も眺望も最高なのに、内装だけが「普通」ということが、マンションにはよくあるんです。
この部屋は、それを800万円で作り替えました。
購入価格に800万足しても、この内容の部屋は買えない。
そう思えたから、やる価値がありました。

石目の柄を、床にも壁にも天井にも、扉にまで回しています。
「全部柄でごちゃごちゃしない?」と言われそうですが、逆です。
360°同じ素材感で包むと、洞窟のような一体感が出て、むしろ静かになる。
扉が壁に溶けて、空間の輪郭が消えるんです。
ブラックガラスの壁が、
照明を映して奥行きを倍にする。


テレビ側の壁一面は、ブラックガラスです。
照明が映り込んで、4つの灯りが8つに見える。
奥にもう一部屋あるような奥行きが出ます。
天井から吊ったのは、溶けたガラスのようなペンダント。
これはオーナーさんのセレクトで、この洞窟のような空間に完璧にはまりました。
マンションリノベで唯一変えられないのが、窓です。
真っ白なサッシがぽつんと残ると、一気に「元のマンション」に引き戻される。
だからカーテンボックスを造作して、グレーで包んで、間接照明を仕込みました。
「最初からこうだったように見える」が、リノベーションのいちばんの褒め言葉です。


寝室は一転、白い洞窟です。
光をためる石目のクロスで、ホテルの一室のように。
そして夜はカーテンを開けて、街の灯りを部屋の照明にする。
マンションの価値は眺望が半分。
それを最大化するのが、このリノベの結論でした。
※本文はYouTubeでの紹介動画の文字起こしをもとに再構成しています。この住まいは販売中です