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どこを、どう直すか

間取り変更リフォームLDKを広げる前に確認すること

「リビングをもっと広くしたい」。いちばん多いご要望です。ただ、広げると必ず起きることがあります。先に知っておいてください。

まず、抜ける壁かどうか

広げるには壁を抜きます。マンションなら構造の種類、戸建てなら耐力壁かどうかで決まります。木造で耐力壁を抜く場合、別の場所に壁を足すか、梁を入れて補強します。抜いた分をどこかで返すのが原則です。図面と現地で判断します。

広げると、冷暖房が効きにくくなります

これは必ず起きます。20帖のLDKは、10帖の部屋2つより空調の負荷が大きいです。壁を抜くだけで断熱を触らないと、夏暑く冬寒い部屋ができあがります。当社が間取り変更のときに内窓と床下の断熱をセットでお勧めするのはこのためです。

音と匂いが、家じゅうに回ります

仕切りが減るぶん、キッチンの匂いとテレビの音が家全体に届きます。対策としては、引き戸で必要なときだけ仕切れるようにする、コンロの前だけ袖壁を残す、換気の経路を設計するといった手があります。全部を開け放つ設計が正解とは限りません。

収納が減ることを、先に計算する

壁を抜くと、その壁に付いていた収納も消えます。広くなったのに物が出しっぱなしになって、かえって狭く見えるのがいちばん多い後悔です。抜く前に、いま何がどこに入っているかを数えて、行き先を決めておきます。

配管と電気の位置も、一緒に動きます

キッチンを移動すると給排水と換気ダクトが動きます。マンションでは排水の勾配が取れる範囲までしか動かせません。照明とコンセントの位置も、家具の配置が決まってから確定させます。間取りだけ先に決めて、設備をあとから合わせると無理が出ます。

よくあるご質問

和室をなくしてLDKにできますか?

多くの場合できます。ただし床の高さが違うことが多いので、下地から作り直します。押入れの収納が減るぶんの行き先も一緒に考えます。

対面キッチンにしたいのですが、可能ですか?

排水の勾配が取れる範囲であれば可能です。現地で床下の状況を確認したうえで判断します。

広くすると、光熱費は上がりますか?

断熱を触らずに広げれば上がります。内窓や床下の断熱を同時に行うと、広げる前より下がることもあります。

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