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08 / JOURNEY

Hotel Gajoen Tokyo

ホテル
雅叙園東京

竜宮城かと、思った

  • 目黒
  • アトリウム
  • 金太郎池と滝
  • 宿泊なしでも入れる

2026.08.16 / 目黒の旅・家族と

目黒駅から、庭園美術館とは反対方向へ10分以内。実はここ、宿泊やレストランの予約がなくても、普通に入れます。日本の昔話を見ていた自分が、その昔話の中に入ってきてしまったみたいな空間が、そこから始まります。

01雅叙園

そのまま、
駅の反対側へ

Hotel Gajoen Tokyo

このまま目黒の雅叙園に行ってきました。これも目黒駅からは反対方向ですが、10分以内ぐらいで行ける場所です。

実はここ、宿泊してないと入れないのかな、レストランを予約してないと入れないのかなと思っていたんですが、そんなことは実はなくて、普通に入れます。中にカフェやレストランがいろいろあるので、そこでコーヒーを飲んだりランチを食べたりもできます。レセプションで聞いてもらってもOKだと思います。当日利用でも全然使えます。かなり空いていました。

コーヒーで言うとアイスコーヒーが1,500円ぐらいだったので、ちょっと休憩にも。このクオリティの建物を見ながら、この金額のアイスカフェラテと、デザートもめちゃくちゃおいしかったので、結構おすすめです。

日本人じゃない方、日本にお住まいじゃない方が、とにかく日本を好きになってしまうような空間が満載なのかなという。この建築、あと装飾、ちょっとすごすぎる。目黒にこの土地がこんなにあるんだなというのを、改めて実感です。

赤い絨毯の長い廊下。天井まで装飾で埋まっている 金地の襖絵。人物が描かれている
金の壁が続く廊下 壁一面の日本画。人物が並ぶ
エントランスの石庭。大きな石が水盤に置かれている

とにかく建物がすごすぎる。豪華。しつらえだったり、装飾が素晴らしすぎる。ザ・日本っていう感じのデザインに、本当に和を感じる空間。

なんとなく入っていくと、竜宮城なのかなと思うような空間だったり、日本の昔話を見ていた自分が、その昔話の中に入ってきてしまったみたいな感じからスタートしていって。天井から床、壁から全部、和を感じるデザインです。

雅叙園のアトリウム。ガラス屋根の下に緑と滝と回廊が広がる大空間

そこを抜けると、すごい大空間が現れます。また外が現れる。外空間なのに、なんなんだろう、この開放感、抜け感、豪華さ。

ラウンジが3つぐらいに分かれているんじゃないかなと思って、空いているところを案内してもらえるんじゃないかなと。とにかく豪華ですね。きらびやか、華やか。素材の使い方、タイルの使い方がすごくて。

ちょっと洋風でモダンな雰囲気もありつつ、そこにザ・日本の建築美が入っている感じ。盆栽が使われていたり、折り紙のようなテクスチャーが使われていたり。そのバランス感がすごくすばらしくて、感動レベルの場所です。

扇に描かれた人物の絵 赤く塗られた天井の入口 赤い絨毯の廊下。天井が波打っている
エスカレーターの脇に石庭がある アトリウムの全景。ガラス屋根から光が落ちる エレベーターの扉。金と黒の意匠

日本でよかったな、日本人でよかったなと思わせるような空間、世界観が広がっていて。ちょっとした美術館に行くよりも、ここの調度品を見ているだけでも癒やされるんじゃないかなって感じがします。

盆栽が置かれたラウンジのカウンター
Note — トイレで、いちばん驚いた

自分的によかったのが、びっくりしたのが、トイレなんですけど。入った瞬間に「広っ」て感じがして、なんちゅうこの広いトイレなんだと思ったんです。

でも実はこれ、天井に対して上半分だけ鏡が張られていて、とっても奥に長く通じるように見えるだけ。実際はそんなに大きくなかったんですよね。

この使い方、めっちゃ参考になったし、かっこいいなと思いました。壁一面を鏡にすると安っぽくなるけれど、上半分だけなら、床が見えないぶん「奥がある」だけが残る。これは活かせる部分があるんじゃないかなという感じがします。

そして金太郎池というところがあって、外に出ることができます。鯉がいっぱい泳いでいて、大きい池があって、ぐるっと一周できて、実は滝があって、めっちゃ癒やされます。

格天井に並ぶ絵 石の水盤 金太郎池と回廊。鯉が泳ぐ

で、滝の裏側にも入ることができて、ちょっとぐるっと回って、ぜひ見てほしいんですけど、滝の裏から洞窟があって、そこから滝の裏を見ることができます。そこからの絵が素晴らしすぎて癒やされて。マイナスイオンって死語かなって感じがするんですが、マイナスイオンを感じるような、そんな空間でした。

滝の裏側から見た景色。洞窟から水のカーテン越しに外を見る
金太郎池の滝。緑のなかを水が落ちる 石庭と水盤のあるエントランス

雅叙園に関しても、ぜひぜひ。見学だけでも全然行けるんじゃないかなって感じがしています。庭園を見るだけでも行けるだろうし、お店がいろいろ入っているので、そこに行くまでに普通の人がいっぱい歩いています。

でもぜひ、デザートもおいしいし、コーヒーもおいしかったので、そういう利用をしていただくのが一番いいと思うんですけど、そんなに気軽に、意外と行けるような形でしたね。

レストランの方もめちゃくちゃ愛想が良かったっていうか、めっちゃ優しい方ばっかりで、冗談を言ってくれたりとか。

おすすめスポットです。子どもがいても全然広く使えるし、ちょっと大人のランチとか、優雅にね、ちょっともいいし。夜も例えばめちゃくちゃすてきなんだろうなと思って、夜のごはんも食べに来てみたいなっていう感じがする。

東京でちょっとお話しする機会があるとか、実はクライアントさんと会わなきゃいけないとか、ちょっと時間が余っていて、誰かと1時間、2時間いなきゃいけないっていうときにも、利用しやすいような場所な気がしています。チャペルがあったり、いろいろあるので、そこも見学できたらとても楽しいだろうなという感じがしております。

ホテル雅叙園東京
目黒駅から徒歩3分ほど。館内は宿泊・予約がなくても入れます。カフェ・レストランあり。東京都指定有形文化財「百段階段」(1935年)は企画展の開催時のみ公開なので、見たい場合は会期を確認して行くこと
公式
ホテル雅叙園東京

Afterword — 旅の、あとがき

上半分だけの鏡が、「奥」をつくる。

「なぜこの空間が好きなのか」を言葉にできると、家の撮り方も、見せ方も、提案も変わります。旅はぜんぶ、仕事の目線に還元しています。

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