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工務店の業務で、AIに任せられる仕事はどれですか

こたえ議事録から入る会社が多いですが、効きが大きいのはページや広告の量産のほうです。企画とターゲット設計は人が持ち、量と運用をAIに渡します。

/ /文: 笹崎智暉

入り口は議事録。でも、効きが大きいのはそこではない

相談を受けるとき、まず出てくるのが議事録と資料作成です。ただ、はっきり書いておきます。 AIの価値は、資料作成の時短ではありません。 議事録を作らせよう、プレゼン資料を作らせようというのは、正直どうでもいいと思っています。 そんなことは人間がやったほうがいいし、そこにトークンを使うのはもったいない。 言い方を変えると、それはAIじゃなくてもよかった仕事です。

効くのはターゲティングと量のほうです。 1,000通りのコピーを書く。1,000通りの配信設定を作る。 人手では絶対に無理だったことが、いま手が届くところにあります。 企画とターゲット設計を人が持ち、量産と運用をAIに持たせる。これが現実的な形です。

仕事効き理由
議事録・資料づくり小さいAIじゃなくてもよかった仕事
ページ・LPの量産大きい人手では回らない量になる
広告の配信設定大きい細かく分けるほど効くが、人では分けきれない
台帳・図・部品づくり中くらい形が決まっていて、量が多い
企画・ターゲット設計渡さないここを渡すと、会社の言葉がなくなる
効きの大きさは、量が要るかどうかで決まる 人が持つ 企画 ターゲット設計 良し悪しの判断 AIに渡す 量産(ページ・コピー) 運用(配信の出し分け) 形の決まった作業 量が要るかどうかで決まる 人が持つ 企画/ターゲット設計 良し悪しの判断 AIに渡す 量産(ページ・コピー) 運用/形の決まった作業
切り分けは1本の線です。企画は人、量はAI。ここを逆にすると、会社の言葉がなくなります。

うちが実際に置き換えたもの

もとになった経験 考え方だけ書いても仕方がないので、うちが実際に動かしているものを並べます。 商談の議事録(1〜3時間の録音が校正済みの議事録になる)、 顧客台帳のデータベース(紙とExcelを検索できる形に)、 図をつくる(提案書の図が手描きから編集的な図版に)、 LPの型(何を言うかを見た目より先に決める)。 建材カタログPDFや施工要領書を取り込んで道具に変えるところは、まだ検証段階です。

並べてみると分かるのですが、共通しているのは「形が決まっていて、量が多い」ことです。 逆に、どのお客さまに何を言うかは、1件も渡していません。

渡してはいけないもの

ここは人が持ってください 企画とターゲット設計。誰に何を言うかを渡すと、どこかで聞いた話になります。
出てきたものの良し悪しの判断。判断できない人がAIを持っても、何も出てきません。
金額と寸法。間違いがそのまま外に出ると、後から効いてきます。
お客さまの個人情報を、どこに入れるか。使い始めてから決めると遅いので、先に決めます。

こういう聞かれ方もします

下はどれも、上と同じ答えになる質問です。

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