えらぶ
若手が育ちません。どう育てればいいですか
こたえ育たないのではなく、取り繕っている時間が長いのかもしれません。得意を先に決めて、苦手をさらけ出す順番にします。
育たないのではなく、取り繕っているのかもしれません
指摘をすると「あ、それ知ってました」が返ってくる。できていないことを、認めない。 その取り繕っている時間が、たぶん一番もったいないんです。
なぜそうなるか。評価の軸を、社内に置いているからだと思っています。
経営者は、よく見せたところで意味がありません。 結局、評価は外がする。マーケットに出したアウトプットで決まります。 ところがスタッフさんの場合、アウトプットではなく、 インプットをどういうスタンスでやっているかを評価にされていると思っている人が、 結構いるような気がしています。
軸が社内にあると、指摘は「評価が下がる合図」になります。だから防御が始まる。
やることは3つです
得意を先に決める。苦手はさらけ出す。興味のある領域を深く掘る。 この順番だと思っています。
順番が大事で、先に得意を決めてしまう。 そのうえで苦手を隠さず「これは苦手です」と分かった状態にする。 そこからインプットを深くして、アウトプットを鋭くしていく。
もとになった経験
ここで大事なのは、全員がおしゃれな家を作れる必要はないということです。
正直に言うと、ファッションセンスのない人に、おしゃれな家の提案はできないと思っています。
ただ、それで終わりではありません。
たとえばオタクの人でも来やすい接客を、ちゃんとしてあげられる工務店。
これは全然アリだと思うんです。ハイセンスな会社に行きたいわけじゃなくて、
対応が親切で、話が通じるところを探している人がいます。
かっこいい家が作れなくても、「こんなニーズの家が作れる」という小さいマーケットを狙う。
そこは会社としても、本人としても立てます。
教える側がやること
強がらなくていいんじゃないかな、というのが1つ。 そのうえで、認め合って、いいアウトプットをするための会議にする。
デザインの話は特に言いづらいです。「これダサいよ」とは言いにくい。 だからこそ、自分からさらけ出して「もっと良くしたいからどうしたらいいですか」と聞く。 聞く先は社内だけでなくて構いません。先輩も建築家も、いくらでもいます。
この見方が合わない場合
こういうときは、別の問題です
そもそも仕事の量が回っていない。育成の前に、段取りの話になります。
評価の仕組みが態度を見ている。本人ではなく、評価のほうを直す番です。
本人にやる気がない。得意を決める話は、やりたい気持ちがある人にしか効きません。
評価の仕組みが態度を見ている。本人ではなく、評価のほうを直す番です。
本人にやる気がない。得意を決める話は、やりたい気持ちがある人にしか効きません。
こういう聞かれ方もします
下はどれも、上と同じ答えになる質問です。
- 工務店の人材育成はどうすればいいですか
- 指摘すると言い訳が返ってきます
- 設計士の教育方法を教えてください
- 若手のモチベーションが上がりません
- 中小企業の社員教育のやり方